調理師専門学校の昼間通学と夜間通学
調理師を目指す方にとって、調理師専門学校に通学し専門知識・技術を学ぶことは、調理師として活躍するために最短かつ効果的な方法であると言えます。
しかし、調理師専門学校に通学したいと希望する方の中には、家庭の事情や生活の都合上、昼間通学が困難な場合もあるでしょう。
昼間通学が出来ないから調理師専門学校に通学できず、夢を諦めることになるのでしょうか。
調理師専門学校の中には、他の専門学校や高校と同様、昼間通学が困難な学生のために夜間通学が可能な定時制を導入している所も少なくありません。
昼間はバイトや仕事のため通学が困難な方でも、夜間通学のコースに通うことで調理師専門学校を卒業することは可能です。
夜間通学の概要
夜間通学による定時制コースを設けている学校は、授業が夕方18時30分からスタートするところが多いです。
社会人の方や、他の専門学校とダブルスクールをされている方でも無理なく学ぶことが可能であり、1日2コマのカリキュラムが組まれているところが主流となっています。
18時30分スタートで1コマ1時間40分、22時に授業が終わる仕組みとなっています。
1日の授業数が昼間通学よりも少なくなってしまいますが、授業内容としては昼間通学と同じ内容を提供しているため、夜間通学だからといって知識や技術に差が出ることはありません。
しかし、定時制だと1日の授業数が少ないことから、卒業するための日数は昼間通学より長くかかってしまいます。
昼間通学の場合、1年間通学することで調理師資格を得ることが可能ですが、夜間通学は1年半通学する必要があります。
夜間通学のメリット
夜間通学のメリットは、家庭の事情などで通学を諦めていた方でも無理のないカリキュラムが組まれているため、調理師の勉強をしてみたい社会人やフリーターの方でも今働いている仕事を辞めず、勉強を始めることが可能です。
また、1日の授業数が少ない分、1回1回の授業を集中して受けることが可能であるため知識・技術をじっくり付けていきたい方に向いているカリキュラムとなります。